公的な支援制度を活用する
介護保険料は必要な条件を満たせば減免措置を受けることができます。減免制度は各自治体により異なりますのでお住いの市町村や健康保険組合などで確認しましょう。
また、介護費用も医療費と同様に、高額になれば、援助を受けることができます。高額介護サービス費支給制度を利用することで介護サービス費の負担上限が4万4,400円になります(※所得によって変わります)。
場合によっては生活保護の受給も視野に
年金をもらっていても生活に困窮している場合は、生活保護を受給する、という選択肢を視野に入れてもよいかもしれません。また、生活保護を受給していても、特別養護老人ホームに入居することは可能です。
また、生活保護を受給している人を積極的に受け入れている施設もあります。入居を検討している場合は、生活保護担当のケースワーカーさんに相談してみるとよいでしょう。
さいごに
終の棲家となる老人ホーム。お金が支払えなくなることで終の棲家を追われる事態は極力避けたいもの。くれぐれも、ライフプランニングは慎重に行いましょう。
参考資料
- 厚生労働省「月々の負担の上限(高額介護サービス費の基準)が変わります」
村松 拓