節分というと2月3日。でも2021年は2月2日となり、なんと124年ぶりのレアな年なのだそうです。そんな珍しい年だからこそ、いつもの恵方巻とはちょっと違った味はどうでしょう。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニエンスストアでは、節分にむけて恵方巻を用意しています。その中でも、今年はあま〜い恵方巻なんていうのもいいかもしれませんよ。

(※商品や店舗によっては店頭販売していない、または本数が限られている場合があります。予約販売はすでに終了しています。)

よく利用するコンビニについて、ちょっとおさらい

コンビニエンスストア(コンビニ)は基本的には24時間営業で、いつでもパパッと買い物ができる、とても便利なお店です。あまりにも馴染みが深くて当たり前の存在なので、意外と知らないことが多いかもしれません。業界動向サーチによると、2019年から2020年のコンビニ業界の規模(主要対象企業7社の売上高の合計)は5兆2,395億円です。業界動向サーチでは142の業界に分けているのですが、その中の49位になります。(

はコンビニ大手3社(セブンーイレブン、ローソン、ファミリーマート)が売上高ランキングの上位を占めています。ただ2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で在宅ワークが増え、オフィス街の店舗の売り上げは減少、そして住宅街でも家庭内で調理をする機会が増えたことで売り上げが減少しています。

セブン-イレブンの業績

セブンイレブンは(株)セブン&アイ・ホールディングスが展開するコンビニチェーンです。2021年1月に発表になった(株)セブン&アイ・ホールディングスの「2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によると、第3四半期連結累計期間(2020年3月1日〜2020年11月30日)の営業利益は 1,820 億 4,400万円(前年同期比 8.3%減)、売上高は自営店と加盟店を合計したチェーン全体で3兆6,770億1,600万円(同3.0%減)となりました。

ローソンの業績

(株)ローソンが2021年1月に発表した「2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によると、2020年3月1日から2020年11月30日までの9カ月間の営業総収入は4,974億2,500万円(同9.7%減)、 営業利益323億5,600万円(同37.9%減)、経常利益302億7,300万円(同37.8%減)となりました。国内コンビニエンスストア事業では、営業総収入は3,204億300万円(同11.0%減)、セグメント利益は245億1,100万円(同39.7%減)となりました。

ファミリーマートの業績

(株)ファミリーマートが2020年10月に発表した「2021年2月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」。ここには2020年3月1日~2020年8月31日までの業績が掲載されています。これによると、営業収益は2,356億8,900万円(同11.2%減)、事業利益は321億8,900万円(同30.5%減)となりました。事業利益は、営業収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除した(株)ファミリーマート独自の利益指標です。

いずれのコンビニも、COVID-19の影響を受けていることがわかります。このような厳しい状況の中でも、筆者たち消費者に楽しい商品を提供してくれるコンビニ。節分にもってこいの、甘くて可愛らしいスイーツはSNSでも話題となっています。