年収400万円「ごく標準世帯」の貯蓄はどのくらいか

marigis/shutterstock.com

日本人の「平均的な年収」ってどのくらいかご存じでしょうか。

国税庁の「令和元年(2019年)分民間給与実態統計調査結果について(※1)」によると給与所得者のうち、1年を通じて勤務した給与所得者(5,255万人/男子3,032万人、女子2,223万人)の1人当たりの平均給与は436万円(男子540万円、女子296万円)となっています。

今回は「ごく標準的な収入」といえる、年収400万円台世帯の貯蓄事情にフォーカスしていきます。

続きを読む

年収400万円台世帯はどのくらい貯めている?

さいしょに、年収400万円台の貯蓄額についてまとめた下記の表をごらんください。貯蓄には銀行預金以外に、有価証券や投資信託、そのほか、学資保険や個人年金保険、生命保険などの貯蓄性の保険商品も含めて考えます。

年収400万円台の貯蓄額は、どう推移している?

拡大する

※総務省統計局「家計調査」をもとに編集部作成

年収400万円台世帯は、おおよそ年収の2倍を貯蓄していることが分かります。

また、年によって貯蓄額に増減がある点も注目したいところ。2010年にフォーカスした場合、2008年のリーマンショック発生をうけ、2009年3月に日経平均株価がバブル経済崩壊後の最安値を更新(※3)といった事象の影響を受けた可能性がありそうですね。

その後、日本では2013年ごろから政府の経済政策「アベノミクス」相場が始まり、経済面での回復兆候が訪れたことは、2015年の貯蓄額の増加に影響を与えている可能性があります。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
LIMO編集部
  • LIMO編集部
  • 株式会社ナビゲータープラットフォーム

LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、国内外大手金融機関勤務経験、ビジネスネットメディア運営経験者やファッション誌元編集長、業界専門紙の記者出身者、学習参考書などの書籍校閲・校正経験者、またWebマーケティングスペシャリストなどが編集や執筆作業を行い、運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディア運営経験者等を中心に立ち上げました。サブスクリプションモデルで一定の成功を収めていたLongineですが、グループ内で新サービスを展開ることとなり、多くの読者の声に惜しまれながらLongineのサービス自体は2020年3月に終了となりました。Longine編集部メンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。