生活習慣を見直す
あわせてAさんは、節約効果はやや低いとはされているものの、「ちりも積もれば山」ということで、自身の生活習慣を見直し、日常の細かな無駄遣いを減らしていったといいます。
例えば、十分に使えていない定額サービス。Aさんは、子供が小さいこともあり、一定の月額利用料で「DVDレンタルし放題」のサービスを利用していましたが、意外に上限まで使うことができていないことに気がつき、解約したといいます。
また、ふらっとコンビニなどに立ち寄るくせもあらためました。用事もないのに店に入ってしまうと、新商品や珍しい商品などが目に付いてしまい、予定外の出費につながるからです。
一方で、節約したつもりで節約になっていない行動も見直しました。例えば「1円でも安いものを求めてスーパーをはしごする」「ネット通販で送料無料にこだわる」といったことです。たしかに少しでも安く買えるのはありがたいことですが、その1円のために、何十分もかけて移動する、というようなことをするのは時間の無駄。また、送料が無料になるからと、必要がなかったものまで買ってしまうのも、結局はお金の無駄遣いになるからです。