老後資金、50代から準備すれば大丈夫?
支出が落ち着き、収入のピークを迎える世帯が多い50代。となると、「老後の備えは50代になってからでも間に合うのでは?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
しかし、50代から資産運用をはじめるとなると、以下のようなデメリットが発生することも予想されます。
- 健康上の理由などにより、保険に加入しにくくなる
- 「個人型確定拠出年金(iDeCo)」に加入できるのは原則60歳未満(※2021年1月現在)
こうした理由により、50代で本格的な資産運用をスタートすることを考えた場合、選択肢が減ることが考えられます。元手となる資金があっても、効率的にお金を増やすことが難しくなる可能性が高まるのです。そのため、30~40代といった早い時期から資産形成への意識を高めておくことをおすすめします。