さいごに

いま現在、事情があり無職の状態だったとしても、加入期間が10年以上あれば将来的に無年金になることはありません。

ただし、未納状態のままでいると受け取れる年金額は減ります。また、万が一のときに障害年金を受け取ることができない、といった問題も生じます。

冒頭で触れた「8050問題」に関連しますが、「ふつうの年金生活」をしている親が、子どもの年金保険料を払い続けている、というケースも一定数あることは確かでしょう。

このような場合は、親側の経済力と体力、そして子の側の自立支援、といった観点から、介護・福祉的なアプローチが必要となるかもしれません。

参考資料

LIMO編集部