「ミスド」の愛称で親しまれているミスタードーナツは、創業50周年を迎えるほど長きに渡り、多くの人に親しまれ続けた会社です。日本人にとってなじみのなかったドーナツを身近にした存在ともいえます。

そんなミスタードーナツの中でも人気シリーズとなっているのが「misdo meets」です。今回、ミスドでは2021年1月8日(金)からベルギー王室御用達チョコレートブランドとして知られる「ピエール マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」と共同開発した「misdo meets PIERRE MARCOLINI ピエール マルコリーニ コレクション」全6種類を全国のミスタードーナツ店舗(一部除く)で発売。行列の店舗も続出しているようで、SNSでは早くも話題となっているようです。菅田将暉さんのキュンとする広告にも注目です。

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日本のミスタードーナツは株式会社ダスキンによって運営されています。国内の店舗数は977ショップとなっており(2020年3月31現在)、ドーナツチェーンといえばミスタードーナツといっていいほどのシェアを誇っています。

株式会社ダスキンが2020年11月に発表した「2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」によると、ミスタードーナツが属するダスキン内の「フードグループ」全体の売上高は、前年同期から12億9400万円(7.5%)減少、159億4200万円となったそうです。利益の減収の影響が大きく、2億3200 万円の営業損失(前年同期は営業利益4億1100万円)を計上。 ミスタードーナツはイートインの売上の減少が大きかったことや、稼働店舗数が減少したことなどが影響しているようです。

ただ、テイクアウトについては持ち帰り需要増に伴う客数増加に加え、買い上げ個数の増加によりお客様単価も上昇、売上は増加しているとのこと。50周年アンバサダー菅田将暉さんによる数量限定のスペシャルテイクアウトBOXがテイクアウト売上の増加に寄与するなど、独自の戦略を進めています。