コロナ禍の中で新しい1年が始まりました。景気や雇用の先行きが不安な今、「今年こそはお金を貯めよう!」と決意を新たにした方も多いと思います。

そこで今回は、ついついお金を使いすぎるタイプだったという3人の女性に話を聞いてみました。3人ともお金を貯めるためにやめたことがあるようです。今年こそは、と思う方はぜひ参考にしてみてくださいね。

キャッシュカードとクレジットカードを持ち歩くのをやめた

「どうしてもお金が貯められるようになりたくて、キャッシュカードとクレジットカードを自宅保管することにした」と教えてくれたのは、医療機関で働く20代のAさんです。

「浪費癖を自覚していたけれど、なかなかやめられなかった。なんとか直したいと思って姉に相談したら、『じゃあ家にキャッシュカードもクレジットカードも置いていけば?』と言われた。財布には最低限の1万円を入れておいて、1週間をそれでやり過ごす。週の初めにまた1万円を補充。残っていれば繰り越し、という生活をするようになった」と言います。

これはAさんにとって効果テキメンで、自分でも驚くほど無駄遣いがなくなったのだそう。「荒療治だけど、すぐにお金がおろせない状況に身を置くとさすがに慎重になる。クレジットカードも使う回数が減って、カードの利用明細を見て『こんなに使ったっけ?』ということも今は全くない。最初はおっかなびっくりだったけれど、家と職場も歩いて2駅だから最悪歩いて帰れると考えたら怖くなくなった」と笑って話してくれました。