財布に5,000円以上入れるのをやめた
次は現金派のケースで、「お金をつい使いすぎてしまうのは、財布にお金が入っているからだと気づいた」と話すIT企業勤務の30代、Bさんです。
「以前は、月初に一括で4万円をおろして財布に入れていた。でも、財布にお金が入っているとなんだか気持ちが大きくなってしまう。いつもお給料日前には『あれ? お金がない!』という状況に陥っていた」のだそう。
「ATM手数料を気にして一括でおろしていたけれど、それよりも問題は使いすぎてしまうことだと反省。最初の頃は、お給料日に4万円おろして、そのうち3万円を封筒に入れて保管し、1万円を財布に入れていた。でもそうすると家にお金があるから、とやはり気が大きくなってしまうのは変わらなかった」と続けるBさん。
「だから月3回までATM手数料がかからないネット銀行に切り替えて、毎週5,000円をおろすようにした。基本はATM手数料がかからない平日の日中におろしにいって、どうしてもそれができないときは月3回までのATM手数料無料を活用。今のところそれでうまくいっている」とのことでした。
Bさんは、ATMから引き出して現金を手にすることで「このお金を大切に使ってやりくりしなければ」という意識になるのだとか。現金で管理をしようとするときには、こうした方法も一つの手ですね。