その他では、米国の長期金利急騰を受けて三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が買われ、三井住友フィナンシャルグループ(8316)は昨年来高値を更新し、証券株では野村ホールディングス(8604)も高値更新となったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- 資生堂(4911)
- KDDI(9433)
米国政府が中国の電子商取引最大手アリババ集団への投資禁止に踏み切るという観測報道により、同集団へ出資するソフトバンクグループが大きく値を下げて逆行安となりました。
また、化粧品・トイレタリー株の一角が下落し、資生堂やコーセー(4922)などが大きく値を下げています。
その他では、ここ数日買い戻しで上昇していた東海旅客鉄道(9022)や日本航空(9201)など輸送株が下落し、東京ディズニーランドの営業時間短縮を発表したオリエンタルランド(4661)も冴えない値動きとなりましたが、いずれも目立った下落には至りませんでした。
葛西 裕一