「ケンタッキーフライドチキン」の日本KFCHD、売上高プラス成長継続もやや減速(2020年12月)

注目小売店月次実績シリーズ

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シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は「ケンタッキーフライドチキン」を展開する日本KFCホールディングス(9873)の2020年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2021年1月4日に更新された日本KFCホールディングスの2020年12月既存店売上高は、対前年同月比100.8%。内訳は客数97.7%、客単価103.2%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーしてプラス成長を果たしました。

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また全店売上高も101.8%であり、既存店・全店ともにプラス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の既存店は12カ月全ての月でプラス成長でした。今期は新型コロナウイルス問題の影響がある中でも、マイナス成長は6月(99.0%)のみであり、堅調な推移を維持しています。ただし12月の対前年同月比100.8%は、プラス成長では今期最も低い数字となりました。

全店売上高も前期は全ての月がプラス成長で、今期のマイナス成長は6月のみ(98.0%)と、既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年12月の高値3,620円到達後に反落し、2020年3月には安値1,950円まで下落しました。その後反発したものの、6月30日の3,135円が戻り高値となった後は、2,500-3,000円前後でレンジを形成しました。現在は2,800-2,900円付近で取引されています。

既存店・全店ともに、コロナ禍の環境下ながら堅調な推移を見せています。ただし12月は対前年同月比で今期最も低いプラス成長であり、今後マイナス成長に転じることなくプラス成長を維持できるのかが注目されます。

日本KFCホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料

LIMO編集部

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執筆者
LIMO編集部

LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、金融機関勤務経験のある編集者やライター、ビジネスネットメディアやファッション誌、業界紙での編集・執筆経験のあるメンバーで運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げました。Longineのサービスは2020年3月に終了となりましたが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。