公務員の退職金はいくら? 

続いて公務員の退職金について見ていきましょう。内閣人事局の「平成30年度退職者に関する退職手当の支給状況」によると、平成30年度に退職した国家公務員の一般行政職員等の平均定年退職金額は「2,152万3千円」です。

次に同じ公務員でも地方公務員はどうでしょうか。総務省「地方公務員給与の実態」によると、25年以上勤続後の定年退職の場合、都道府県の一人当たりの平均退職手当額は、一般職員の場合「2,181万1千円」、教育公務員の場合、「2,271万1千円」となっています。また、政令指定都市公務員の場合は一般職員の場合「2,118万5千円」、教育公務員の場合は「2,273万7千円」という結果が出ています。

国家公務員、地方公務員で少々の差はあるものの、どちらも約2千万越えと、会社員に比べてもその額は大きく恵まれた支給額であることが分かります。