その他では、首都圏における緊急事態宣言の再発出の可能性が高まったことを受け、使用機会の増加が見込める期待感からオカモト(5122)などコンドーム株が堅調に推移したことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • オリンパス(7733)

首都圏における緊急事態宣言の再発出の可能性が高まったことを受け、影響を受ける銘柄の大幅下落が目立ちました。

東日本旅客鉄道(9020)などJR株や日本航空(9201)など空運株に加え、オリエンタルランド(4661)も大幅安となり、エイチ・アイ・エス(9603)は一時▲6%安へ急落しました。

また、小売り株では百貨店株が売られ、J. フロント リテイリング(3086)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)が急落しています。

さらに外食株も大きく値を下げ、鬼滅の刃とのコラボ効果が一巡したくら寿司(2695)、株主優待を減少したすかいらーくホールディングス(3197)やロイヤルホールディングス(8179)などのファミレス株、鳥貴族(3193)や串カツ田中ホールディングス(3547)などの居酒屋株も軒並み急落しました。

新興市場(東証マザーズ)では、首都圏の緊急事態宣言の再発出の可能性が高まったことを受け、EC関連でメルカリ(4385)が+7%高へ急騰したことが目を引きました。

葛西 裕一