野菜の下ごしらえは、鍋で茹でるよりも電子レンジを活用すると省エネかつ節約になります。資源エネルギー庁の試算では、葉物野菜が年間約990円、ブロッコリーやカボチャなどの果菜は年間約1060円、根菜は年間約950円の節約になるとされています。
なお、鍋を利用するときは大きめのものを用意しましょう。火力が鍋底に均等にあたるため調理もムラなく仕上がり、ガス代の節約にもなります。コンロの炎は鍋からはみ出た部分が無駄になってしまうので、注意が必要です。
おわりに
キッチン周りのガス代の節約に合わせて、お風呂の追い炊き回数を減らしたり、保温シートなどでお湯が冷めない工夫をすると、さらに節約効果が期待できます。
最初のうちは慣れないこともあるでしょうが、一度習慣化してしまえば節約は続きますし、冬のガス代に驚くこともなくなるでしょう。始めやすいものから取り入れてみてくださいね。
参考資料
- 「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」(経済産業省 資源エネルギー庁)
- 「ヘルシオ ホットクック Q&A情報」(シャープ株式会社)
宮野 茉莉子