現在はコンパクトな食洗器も販売されているので、長い目で見て食洗器の利用を検討しても良いでしょう。

また、自動調理鍋もガス代の節約に一役買います。たとえばシャープのヘルシオ ホットクックでチキンと野菜の無水カレーを4人分作ると、電気代は約6.8円、肉じゃがの場合は約5.5円。

一方、電気・ガス料金の比較サイトによると、都市ガスでカレーを調理した場合、炒め時間(強火)10分、煮込み(中火)20分でガス代は約18円とされています。

ただ、自動調理鍋も種類によっては購入費用も大きいので、1万円以下でも購入できる「保温調理鍋」を利用するのも一つの手です。保温調理鍋で具材が煮立ったら火を止めて数時間放置する方法だとガスの使用時間を減らすことができるので、冬にうれしい煮込み料理に便利です。

電子レンジで野菜の下ごしらえを

さらに冬は、お湯を沸かす機会も増えますね。お湯を沸かすときには水からではなく、熱効率の良い給湯器のお湯を使用することも前述の「無理のない省エネ節約」で推奨されています。20度の1リットルの水を100℃に沸かす場合、ガスコンロは178kcal、給湯器は100kcalかかるため、約80kcal節約できるそう。