増える保険契約件数

もしもの時に備える保険の契約件数となるとどうでしょうか。一般社団法人 生命保険協会の発表(※2)によりますと、2018 年度末の個人保険の保有契約件数は1 億 8,129 万件(前年度比 4.8%増)となり、11年連続の増加となったようです。傾向としては死亡保障ではなく医療保障に重きを置く傾向が強いそう。

やはり何かあったときのために備えておきたいという気持ちは捨てきれないものの、健康に過ごせていれば保険の必要性もあまり感じられず、むしろ毎月保険料を払うのもなんだか馬鹿馬鹿しいと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

特にコロナ渦で普段よりも規則正しい生活を送ることが出来た方、満員電車に揺られることもなくなり自宅でテレワークの時間が増えた方、運動不足のために軽い運動を始めたリタイア世代の方も。健康にゆったりと流れる時間の中で過ごせる環境が整った今、よりベストな保険を検討する良い機会かもしれません。

注目集まる「健康増進型保険」

そんな中、注目されるのが「健康増進型保険」です。こちらは、保険契約後に健康な生活を送り、健康診断結果が一定の基準を満たしている場合などに、保険料の割引や還付金を受けられるというもの。つまり、健康になればなるほどお得な保険なんです。保険会社によってまったく内容が異なる、オリジナリティ溢れるプランが用意されている保険でもあります。

内容をいくつかご紹介してみますと、「1日の平均歩数でノルマをクリアすると還付金が出る保険」や「健康診断結果を提出すると評価に応じて保険料の還付がある保険」また、「禁煙やBMI値・血圧の改善等で保険料が割引になる保険」など多種多様な条件が揃えられています。