2021年となりました。2020年を振り返ってみると、誰もが予想だにしなかった展開の1年となりました。海外のように大規模な都市封鎖とはならなかったものの、緊急事態宣言に外出自粛要請。政府が後押ししたGo Toトラベル事業も、年末年始は全面停止です。
気軽に外に出られないこのコロナ渦で、病院に行くのも体調不良を申告するのも不安!という状況が長引き、栄養満点の食事を食べ規則正しい生活を送り、無駄な飲み会も少なくなり…健康的な生活を送るうちに風邪も引かなくなった!という方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍で増える健康な人たち
実際に筆者も、2020年は1度も風邪を引かず、元気に新年を迎えています。この感覚は数字にもしっかりと現れていて、厚生労働省の発表によりますと、病院の1日平均在院患者数・病院の1日平均外来患者数ともに例年の同じ時期に比べて減っています(※1)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という新たなウイルスの出現で混乱を極めた1年となりましたが、マスクの着用や手指の消毒・除菌、手洗いうがいなどCOVID-19の感染防止対策を徹底することで、それ以外の病気にかかる人の数も少なくなり、病院を訪れる人も減って、健康に過ごせている方が多くなっているといえます。
通常この時期であれば流行が始まってくるインフルエンザも、振り返ってみれば、例年に比べて感染者がグッと減るかもしれませんね。