たしかに、社会に出て希望の会社に入社するということが一般的なルートです。Aさんの話を聞くと、私たちはそれを当たり前のこととして受け入れることで、自らの可能性を狭めていることに気づかされます。

圧倒的な集中力と熱意があるかどうか

自身で事業を興したBさんは「お金持ちの人たちは集中力と熱意が半端ではない。あっという間に仕事を終わらせる。ダラダラ仕事をしない。そうすると効率が落ちることがわかっているから。常にトップスピードを出すレーサーのような生き方をしている人が多い」と話します。

「そりゃもちろん自分みたいに、自身で事業を興した人間は自分のアイデアを具現化するわけだから、モチベーションが高く集中もできる。でも、自分で起業したワケでもないけど稼げる人もいる。そういう人もほぼ例外なく集中力がすごい」とBさん。

「同時に熱意もすごい。いつもエネルギッシュで、どうやってこのビジネスを成功させるかを365日24時間ずっと考えている。そして何かアイデアがひらめいたら圧倒的な集中力でそれを早々に実現する。そういうのを間近で何度も見てきた」とBさんは語ります。

こうした”バイタリティがあるお金持ち”というのは、イメージが湧きやすいかもしれません。お金持ちになり上がれる人たちは、パワフルな集中力と熱い気持ちでビジネスを成功させていくのです。