「貯蓄が足りない」と感じたら

教育費の波を乗り越えたあとは、老後資金の問題がやってきます。金融庁が示した「老後2000万円問題」を踏まえると、現時点で貯蓄1000万円だと、老後の生活費が不足する可能性は大。大学にかかる費用に貯蓄を充てた場合、家計はかなり厳しくなると考えられます。

「このままだと貯蓄が足りない」と感じたら、よりよい貯蓄方法を探してみましょう。先ほどのデータでは「1000万円ある貯蓄の約7~8割が預貯金」という現状が示されていましたが、現在の銀行預金の一般的な金利は0.001%~0.002%ほど。これでは、効率の良いお金の増やしているとはいえません。

効率的に貯蓄を増やすため、投資信託や貯蓄性の保険商品等の金融商品で積み立てをしていくのも1つの方法です。つみたてNISAやiDeCoといった、税制優遇制度の活用を検討することもオススメです。