2020年はまさに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の年でした。みんながいろいろな面で不便さや辛さを感じた1年です。そんな中でも、何かしらの幸せを見つけることはできたのではないでしょうか。筆者がこの1年を振り返って、コロナ禍の中で感じた幸せを5つピックアップしたいと思います。

驚きとため息、そして希望の1年だった

2020年を迎えた時には、「今年もいい1年にするぞ!」と自分を鼓舞していました。あれをやろう、ここに行こうなど、自分なりの計画を立てたり。でも実際はそれらのほとんどは叶うことはありませんでした。COVID-19の感染があっという間に拡大。これには正直驚きました。まさかこんなことになるなんて、と。

一方で、感染者が少なくなってきたぞ、もうすぐ収束するのではないかと期待を寄せることもありました。落胆と期待の繰り返し。そんな2020年も終りを迎えようとしています。そんな暗い話題ばかりの1年には違いないのですが、だからこそちょっとしたことでもいつも以上に歓喜し、幸せを感じたこともあったと思います。

しばらく連絡をしていなかった人にメールを送った

COVID-19による緊急事態宣言の発令があった時、ふと「あの人は大丈夫だろうか」と思った人が何人かいました。その頃東京都での新規感染者が増えてきていたので、以前一緒に仕事をした人のことを思い浮かべたのです。そしてすぐにSNSやメールで連絡をしました。幸い元気に過ごされていて、お互い気をつけようねと話しました。COVID-19がなかったら、きっとこの先もずっと連絡は取らなかったと思います。そんなことを考えていると、遠くにいてもつながっている仲間がいるのは、実はとても幸せなことなんだなと感じました。