ひとくちに「カー用品」と聞くと「武骨」「黒い」というような印象を持ちやすいですが、近年、おしゃれなカー用品店・カーグッズが増えてきていることはご存じでしょうか。
今回は、それらをご紹介しつつ、「なぜ」そのような状況になっているのか、乗用車の普及率などのデータをもとに解説を加えていきます。
続々増えるカー用品扱う「おしゃれなオートバックス」店舗
「カー用品店」の事例についてご説明します。カー用品店大手のオートバックスが近年展開している一部店舗は、説明されなければ「オートバックス」関連店舗とは思えないほど、おしゃれな雰囲気です。
2017年に創業の地(大阪市北区・堂島)のオートバックス・出入橋ビル内にカフェをオープンさせています。カフェは広々としており、電源も備えているため、コワーキングスペース的に使いやすい作りです。公式Twitterでもその旨をアピールしています。
このようなカフェ併設のオートバックス店舗は都内にもあり、東雲(A PIT オートバックス東雲)と代官山(代官山ポディウム(Podium))に出店しています。
特に、東雲の店舗はブックストア・カフェ・キッズスペースを併設し、「クリスマスカードづくり」ワークショップなどの女性客を意識したイベントを精力的に実施しているのが特徴的です。
代官山の店舗も、カフェの写真を見ると「カー用品店」に併設されているとは思えないほどの居心地のよさそうな空間が広がっています。