雪道を走行してよいかどうか、見極めるために必要な情報源

最も重要なのは「天気予報」を確認することです。出発地・到着地のみならず、車で走る予定のルート上の地域の天気を確認することが重要です。

例えば、気象情報サイトなどには「道路の気象影響予測」(日本気象協会のtenki.jpの場合)というメニューがあるので、こちらを活用するのが手軽でしょう。気象リスクが高い場合は、予定を変更するなど、慎重に判断してください。

また、NEXCO東日本が運営するサイト「ドラぷら」にも渋滞・通行止め情報がまとめられています。一応スマートフォンからも閲覧可能ですが、個人的な感想も踏まえて率直に言うと、一覧性に欠け、扱いづらいです。運転中の場合はリアルタイムに情報を得る必要があるため、ハイウェイラジオ(AM・1620KHZ)のほうが扱いやすいでしょう。

実際に雪道で立ち往生してしまった場合は、排気の逆流による一酸化炭素中毒を防ぐために、可能な限りエンジンを切って救助を待ちます。どうしてもエンジンをかけておく必要がある場合は、マフラー付近をこまめに雪かきすることが最も重要です。

予報で積雪が多いことがわかっており、なおかつ予定の変更も難しい場合は「立ち往生するリスクがある」ことを念頭に置いて、事前に各種道具(ブースターケーブル・タイヤチェーンなど)や、簡易トイレ・食糧を準備して臨みましょう。