住宅費

まずは住宅費です。

住宅費は支出の多くを占めているので、ここを減らせば支出を大きく減らせます。

理想の住宅費の割合は、手取り額の25%以内と言われていますが、家賃相場が高い首都圏では、30%までが許容できる範囲になります。

賃貸住宅に住んでいる場合は、引越しを検討してみると良いでしょう。

たとえば家賃を2万円減らせれば、年間24万円の節約になります。引越し自体にお金はかかりますが、ある程度長く住めば引越し代の元も取れるので、検討する価値はあります。

マイホームを購入している人は、住宅ローンの「繰り上げ返済」や「借り換え」を検討してみてはいかがでしょうか。

繰り上げ返済をして元本を減らしていけば、返済額を大きく減らすことができます。一時的な出費は大きくなりますが、トータルでは大きなメリットになるのです。

また、日銀のゼロ金利政策が続いているので、住宅ローンの金利はとても低い水準になっています。もし現在の借り換え金利よりも自分の住宅ローンが1%以上高いという人は、借り換えのシミュレーションをするようにしましょう。