新年あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、今年こそは貯蓄に励もうと考えている人も多いでしょう。
しかし、お金を貯めていこうとしても、なかなかうまくいかないという人もいるのではないでしょうか。
お金を貯めるには、まず家計の見直しが必要です。
そこで今回は、新年からできる家計の見直し術について、長年証券会社で勤めた経験を持つ筆者がお金のプロの目線で解説します。
家計の見直しは優先順位をつけて行う
家計を見直すときに大切なことは、支出の中で大きな負担となっている固定費の見直しから行うことです。
お金を貯めるためには、やみくもに家計の見直しをしても大変です。優先順位をつけて行なっていくべきなのです。
固定費とは、収入が増えたか減ったかに関係なく、一定期間(毎月・毎年など)に一定額の支払いが発生する費用のことです。
毎月の固定費として代表的なものには、住宅費(住宅ローン)や保険料、通信料があります。
まずは、この3大支出について見直しを行いましょう。
ではそれぞれの見直しのポイントについて解説します。
住宅費
まずは住宅費です。
住宅費は支出の多くを占めているので、ここを減らせば支出を大きく減らせます。
理想の住宅費の割合は、手取り額の25%以内と言われていますが、家賃相場が高い首都圏では、30%までが許容できる範囲になります。
賃貸住宅に住んでいる場合は、引越しを検討してみると良いでしょう。
たとえば家賃を2万円減らせれば、年間24万円の節約になります。引越し自体にお金はかかりますが、ある程度長く住めば引越し代の元も取れるので、検討する価値はあります。
マイホームを購入している人は、住宅ローンの「繰り上げ返済」や「借り換え」を検討してみてはいかがでしょうか。
繰り上げ返済をして元本を減らしていけば、返済額を大きく減らすことができます。一時的な出費は大きくなりますが、トータルでは大きなメリットになるのです。
また、日銀のゼロ金利政策が続いているので、住宅ローンの金利はとても低い水準になっています。もし現在の借り換え金利よりも自分の住宅ローンが1%以上高いという人は、借り換えのシミュレーションをするようにしましょう。
保険料
保険料も毎月の負担額が大きいという人も多いでしょう。
ですから、保険料を見直すことで家計が大きく改善します。保険に加入して5年以上たっている人は、一度保証内容の見直しをオススメします。
たとえば医療保険の場合、商品内容は日々進化しています。契約時には対象外だった手術でも、現在の医療保険なら給付対象になっている場合もあります。
最近は入院する日数が減少傾向にあり、投薬や通院での治療が増えてきているので、過剰な補償を減らしながら、自分に合った保障内容に切り替えることができるかもしれません。
また、結婚や出産、住宅購入などライフイベントが変わるごとに保障内容を見直すこともオススメです。
通信費
通信費は、固定費の中でも見直しがしやすい項目です。格安スマホへの変更や料金プランの見直しを検討してみましょう。
大手通信会社のスマホを利用している場合、毎月1万円以上の利用料がかかりますが、格安スマホに乗り換えれば半額程度になる場合もあります。
生活環境や年齢によってもスマホの使い方が変わるので、定期的に情報を確認しベストな料金プランに変更するようにしましょう。
まとめにかえて
家計の見直しをして貯蓄ができるようになれば、将来への不安も少なくできます。
新年になり、何か新しいことをしようとした場合、まずは家計の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
