難関中学受験の記述問題からみる、合格最低点を「超える子」「超えない子」の違い

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年々加熱する中学受験。しかし、どうやって対策したらいいのかわからない。特に国語は、親としても教え方がわからないし、過去問の解答を読んでもそれ以上のことはなにもいえない。何か、学力を伸ばすための方針はないのでしょうか? そんな悩みを解決するためのメソッドを解説します。

難関中学入試の国語記述で合格最低点を「超える子」と「超えない子」の違い

難関校、とりわけ御三家(開成・麻布・武蔵、桜蔭・雙葉・女子学院)と呼ばれるような私立中学の入試においては、高い記述力が不可欠です。何しろ、そういった学校では、算数・理科・社会においても記述で答える設問が多々あるわけですから。

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そうはいっても、やはり記述の王道は国語です。まず国語において記述力を向上させておくことが、他教科の得点アップにもつながります。ただ、記述は絶対得意、誰にも負けない――などと断言できる小学生は、ほとんど存在しません。進学塾の模試において、算数では満点が出ますが、記述を含む国語で満点が出ることはほとんどないのです。

ですから、まずは安心してください。満点を目指す必要はないということです。

保護者の方は、たとえば10点満点の設問でわが子が3点を取ってくると、「あと7点取らなきゃ!」と思いがち。しかし、それは不可能な話です。たいていの記述では、7割も取れれば十分。「あと7点」ではなく、「あと4点」なのです。

要するに、「目指すべきは満点ではなく合格最低点である」ということです。そういうと、こんな声が聞こえてきそうです。

「でもうちの子は、その4点のうち2点くらいが限界なんですけど」

なるほど、10点中5点で止まってしまうと。では、どうすればあと2点取り、7割のラインに到達できるのでしょうか。その答えは、大きく分けて2つあります。第1に技術。第2に知識です。

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執筆者
日本能率協会マネジメントセンター

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