サポートをフル活用して都会で暮らす。

Cさんのケース

離婚を選択した女性は実家に戻るイメージが強いですが、田舎の実家は何かと不便な点も多いそうです。

「地元に戻る選択肢も考えたのですが、実家がある地域は過疎地域で車がかかせません。医療体制も不十分なことに不安もありました」

実は、施設やサポートの充実を考えて都市部で暮らすCさんのような選択をしたシングルマザーは少なくありません。

「親とも折り合いが悪かったので、今の都市部の生活を結構気に入っていますよ。『遠くの親戚より近くの他人』ですね。集まりや習い事に積極的に顔を出して少しずつ知り合いを増やしています」

子どもが小さいときは、一時保育やベビーシッターなど頼れるサービスをフル動員して仕事との両立を乗り切ったそうです。

「田舎だと、子どもの世話は母親の仕事だとか言ってベビーシッターなんて頼れませんから。仕事と育児を完璧に両立するのは私にはハードルが高くて。田舎の人情深いところが恋しいなと思うこともありますが、都会の他人の事情に無関心なところに助けられました」