パート+副業で時間に融通が。
Bさんのケース
厚生労働省の「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査」によると、平成27年における母子世帯の母自身の平均年間就労収入は200万円で、母子世帯の世帯平均年間収入(平均世帯人員3.31人)は348万円です。一方、父子世帯の父自身の平均年間就労収入は398万円で、父子世帯の世帯平均年間収入(平均世帯人員3.70人)は573万円でした。
「覚悟はしていましたが、出産・育児でできたブランクは大きかったですね。しかも今度はシングルマザーとしての職探し。仕事を選んでいる場合じゃないのはわかっていたのだけど・・・」
そう語るのはシングルマザーとしての職探しに苦労したBさん。勤務時間や勤務日、子どもの世話で急に休む可能性、そういう条件に難色を示す会社も少なくなかったそう。
「まだ子どもも手のかかる年齢なので、結局正社員での就職は諦めました。その代わり、今はパート+オンライン副業で頑張っています」
副業というと「よく聞くけれど自分には無理…」と思う方もいるかもしれません。パートの掛け持ちに比べて、オンライン副業のメリットは「場所や時間を選ばない」こと。通勤の時間を節約し、仕事に当てられるのもBさんにとっては大きなメリットでした。自宅ででき、夜や土日など好きな時間に仕事ができるのは育児中の女性には嬉しい条件ですね。