気づけば丸1年。そろそろ会いたいという本音も

昨年の春から続くコロナ禍。2020年の帰省を最後に実家に帰れていないという方のお話もよく耳にします。この一年で出産した方などは「じいじばあばに会わせてあげられないまま1歳になってしまう」なんて切ない思いをしているかもしれません。

ただ、今年に関してはお互いを思いやり、医療現場のことを考え会わないという選択をする方も多数。「どうせ義実家に行きたくないから大げさにいってるんでしょ」なんて受け止められてしまっては悲しいものです。

世代や地域によっての感覚の違いはいつの時代もなかなかうまらないもの。とはいえ、今回のように家族だけでなく関わる人すべてを巻き込んでしまう場合は、その判断も慎重におこなうべきではないでしょうか。

長く続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。来年のお正月は「義実家しんどかった」などと例年通り明るく愚痴を言い合える世の中になってほしいと、一日も早い収束を願ってやみません。

佐渡 六花