新しい年を迎え、「今年こそは貯金をする!」と決意を新たにした方も、少なくないのではないでしょうか。
貯金を増やすには、「収入を増やす」か「支出を減らす」、もしくはその両方が必要となってきますが、どちらもそう簡単なことではありません。そこで本記事では、まずは「浪費をしない」という点に着目して、支出を減らす方法を紹介していきます。
そもそも「浪費」とは?
そもそも「浪費」とは何でしょうか。
「浪費」とは、国語辞書を引いてみると「金銭・時間・精力などをむだに使うこと。むだづかい」と出ています。マネーをテーマにお話していくので、ここでは「金銭をムダに使うこと」ということになります。
何をムダと感じるかは人それぞれなので一概には言えませんが、たとえば支払った金額ほど価値を感じることができなかった買い物や、ストレス発散のために衝動買いしてしまった不必要な洋服やアクセサリーは、浪費と捉えられるかもしれません。
効果的に貯金を増やしていくには、ゼロとはいわずとも浪費を抑えるコントロールをしていくことがとても大切です。浪費を防ぐために、今すぐに始められる方法を見ていきましょう。
① 財布にお金を入れすぎない
1つ目は、財布にお金を入れすぎないことです。
昨年は、政府による「キャッシュレス・ポイント還元事業」やコロナ禍に伴う衛生上の理由から、キャッシュレス決済が広く普及した年でもありました。とはいっても、「いざという時のために現金も持ち歩いている」という方や、「友人との割り勘は現金で」という方も多いことでしょう。