東証マザーズ株価指数は大幅続落、IPO銘柄の取引増加で売買代金は再び2,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億4,163万株、売買代金は2,878億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。
IPO銘柄の売買と利益確定売りによる取引が膨らんだ結果、売買代金は168日連続で1,000億円を超え、再び2,000億円を上回っています。
一方、株価指数は▲4%超安の大幅安で続落となりました。1,200ポイント回復よりも、1,100ポイント割れの方が現実味を増してきたと言えそうです。
ハイテク株でHOYAが8連騰、「アビガン」の承認見送りで富士フイルムHDが急落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- キッコーマン(2801)
- アドバンテスト(6857)
数少ない値上がり銘柄の中では、ハイテク株で半導体関連の一角が逆行高となり、シャープ(6753)、アドバンテスト、SUMCO(3436)などが値を上げ、HOYA(7741)は8日続伸となりました。
また、小売り株では、ファーストリテイリングの他、先週は年初来安値更新が続いたローソン(2651)が上昇しましたが、買戻しの範囲に止まったと見られます。