2021年の株価はどうなる?

株式投資家(583名)に、約1年後の2021年12月末の日経平均株価の予想を聞いたところ、「2万5,000円~3万円未満」(27.1%)との回答がもっとも多く、平均(「わからない」と回答した人を除いて算出)は2万4,073円でした。「2021年以降の日本経済の成長のために必要だと思うこと」についても聞いているのですが、1位は「COVID-19の終焉」(63.3%)、2位「新しい働き方の定着(副業・兼業やテレワークなど)」(43.7%)、3位「持続的な賃金上昇」(33.3%)、4位「デジタル人材・デジタル産業の育成」(30.1%)、5位「AI・ロボットの普及」(28.0%)という結果となりました。コロナの感染が落ち着くことが経済成長に必要だと考えている投資家が多いようです。

そして「日本や世界の経済がコロナ・ショック(COVID-19感染拡大による打撃)から回復するのはいつ頃か」という問いに対しては、「2023年以降」が多い回答となりました。2021年は、COVID-19の影響がまだまだ続くのでしょうか。

【参考】

日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2020」 スパークス・アセット・マネジメント㈱

【調査概要】

調査対象:全国の20~79歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債、投資信託、REIT、金・プラチナなどの金融資産への投資経験がある人)
有効サンプル数:1,000名
調査期間:2020年11月20日~11月24日の5日間
調査方法:インターネットリサーチ
調査協力会社:ネットエイジア(株)

(※)「2020年 今年の漢字」 財団法人 日本漢字能力検定協会

渡辺 ももえ