2020年の投資損益はプラス?マイナス?

現役の投資家(805名)に、2020年の投資損益の予想を聞いたところ、「大幅にプラス着地」は6.3%、「ややプラス着地」は36.6%で、合計した「プラス着地」は42.9%となっています。逆に「大幅にマイナス着地」は13.3%、「ややマイナス着地」は17.8%で、合計した「マイナス着地」は31.1%となりました。株式市場は乱高下をしましたが、結果的にはプラス着地を予想する投資家の方が多いことがわかりました。

2020年の投資の損益着地予想(出典:スパークス・アセット・マネジメント㈱の調査より)

2020年投資の勝因は何?

ではプラス着地になる勝因は何でしょうか。プラス着地になると予想した投資家(346名)に理由を聞いてみると

プラス着地になる要因とは?

1位「新型コロナウイルスの影響」(47名)
2位「安くなったときに購入」(35名)
3位「株価上昇・株高」(19名)

株価が下がったときに購入することができて、その後の株価の上昇によって運用成績が良くなったようです。

損益がマイナスになる理由

逆にマイナス着地になると予想した投資家(250名)の場合、敗因として以下の理由が挙げられています。

マイナス着地予想の要因は?

1位:「新型コロナウイルスの影響」(120名)
2位:「不調な銘柄」(16名)
3位:「株価下落・株安」(12名)

COVID-19は運用成績をプラスにすることもありましたが、もちろんその一方ではマイナスになった人もいるということでしょう。