過去の「今年の一皿」を振り返ってみよう

ところで、「今年の一皿」の表彰が始まったのは2014年からです。その後、現在の賞区分(今年の一皿、準大賞、ノミネートの3つ)になる2018年まで、毎年区分の変更(特別賞など)がありましたが、大賞(=今年の一皿)が1つだけ選出されることは変わっていません。なお、今年2020年は準大賞の選定はありませんでした。

まずは、過去の「今年の一皿」を振り返ってみましょう。

  • 2014年:ジビエ料理
  • 2015年:おにぎらず
  • 2016年:パクチー料理
  • 2017年:鶏むね肉料理
  • 2018年:鯖(サバ)
  • 2019年:タピオカ
  • 2020年:テイクアウトグルメ

一時的に品不足状態となったものもあるが…

いかがでしょうか。どのくらい覚えていましたか?

“そう言えば、そんな料理もあったな”と懐かしがる人もいるでしょうし、“え、そんな料理がヒットしたかな?”とほとんど忘れてしまった人もいるでしょう。

ただ、これら受賞料理は、その年を代表する人気グルメだったことは紛れもない事実です。どれもネットの世界で大きな話題となり、これらを扱う料理店や販売店では一時的とはいえ、深刻な品不足になったものも少なくありません。