日本の退職金事情、大卒と高卒でそれぞれ、いくらもらえるか

Aleksei Morozov/iStock

令和2年版の厚生労働白書では、2040年に65歳の人が90歳まで生きる確率を男性42%、女性68%と予想しています。「人生100年時代」に向け、老後資金として頼りになるのが退職金です。

しかし、実際にどの程度もらえるのかを把握している人は少ないのではないでしょうか。そこで、今回は証券会社勤務経験のある元証券マンが退職金の制度と会社員の退職金はどの程度もらえるのかについて解説します。

退職金とは

退職金とは、退職のときに企業から支払われる賃金のことです。

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定年退職のイメージが強いかもしれませんが、定年前に会社を退職した場合でも退職金がもらえる場合もあります。

退職金には、主に「退職一時金」と「退職年金」の2種類があります。

「退職一時金」とは、退職する時に退職金が一度にまとめて支給される制度で企業の退職金規定によって支払われます。退職するまでに規定が変更されない限り、支払いは確約されています。

一方の「退職年金」とは、退職金が一度に支給されるのではなく、一定期間もしくは生涯にわたって一定金額が年金として支払われる制度です。

退職年金と退職一時期はどちらかを選ばなければいけないというわけではなく、併用している企業もあります。

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執筆者
山下 耕太郎

一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業・マーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。保有資格は証券外務員一種。ツイッターは@yanta2011