その他では、機械株の一角が買われ、半導体需要拡大を背景にディスコ(6146)が上場来高値を更新し、中国の建機需要回復期待からコマツ(6301)が年初来高値を更新したことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- 中外製薬(4519)
年末年始に全国一斉のGo To トラベル一時停止が発表されましたが、東海旅客鉄道(9022)などJR株は意外に堅調に推移し、エイチ・アイ・エス(9603)の下落も小幅に止まりました。
ただ、Go To停止の影響が大きい空運株は大きく値を下げ、公募増資の受け渡し日に重なったANAホールディングス(9202)は▲8%安に迫る急落のまま引け、日本航空(9201)も▲3%超安の大幅下落となりました。
また、任天堂(7974)が取引時間中に連日の年初来高値更新となりましたが、その直後から売りに押されて下落し、医薬品株では小林製薬(4967)が上場来高値を更新した後に売られて下落しています。
その他では、前日に前期(2020年10月期)の最高益と、今期(2021年10月期)の増益見通しを発表した業務スーパーの神戸物産(3038)が、材料出尽くしの手仕舞い売りに押されて▲8%弱安の急落で安値引けとなったことが目を引きました。
葛西 裕一