その他では、菅政権の目玉政策の1つである不妊治療支援が加速する期待感で、あすか製薬(4514)が7連騰で4日連続の年初来高値更新となったことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • ソフトバンクグループ(9984)

小売り株の一角が売られ、前日に急落した良品計画(7453)が大幅続落となり、エービーシー・マート(2670)、西松屋チェーン(7545)、ケーズホールディングス(8282)などが大幅安となりました。

また、株価上昇が続いた大型株が総じて利益確定売りに押され、上場来高値更新を付けた東京エレクトロンが急落し、エムスリー(2413)は大幅安で4日続落となっています。

その他では、人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻が発売されて日中から書店に長い列が見られた一方、コロナ感染拡大で映画館への客足鈍化が懸念され、劇場版「鬼滅の刃」が好調の東宝(9602)が大幅安となりました。これで東宝株は6日続落となり、少なくとも株式市場では、「鬼滅の刃」は材料出尽くしとなっているようです。

葛西 裕一