東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は連日で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は9,594万株、売買代金は1,843億円となり、いずれも前日より小幅に増加しました。
売買代金は157日連続で1,000億円を超えましたが、連日で2,000億円を下回っており、個人投資家の様子見スタンスが強まったようです。
また、利益確定売りに押された結果、株価指数は続落となりましたが、終値では1,200ポイント台を維持しています。
シリコンウエハー大手のSUMCOが16連騰、「鬼滅の刃」賞味期限切れで東宝は6日続落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- デンソー(6902)
- オリンパス(7733)
- テルモ(4543)
ハイテク株ではオリンパスやローム(6963)が買われて年初来高値を更新し、世界的な半導体需要の高まりを背景にシリコンウエハー大手のSUMCO(3436)は怒涛の16連騰で年初来高値更新が続きました。
また、経済産業省が2030年代半ばに国内のガソリン車の新車販売をなくす目標を設ける方向で調整に入ったという観測報道を受け、日産自動車(7201)や日本電産(6594)などEV(電気自動車)関連銘柄が再び物色され、とりわけ、自動車部品最大手のデンソーが一時+8%超高へ急騰して年初来高値更新となっています。