ウチは跡継ぎなんていらないのに⁈ 「産み分けのプレッシャー」

「2人目を妊娠しても、安心はできませんでした。」と話すのはBさん。「もともと、2学年差で2人欲しいねと夫とは話していたので、『次の子は?』と聞かれても、『2学年差ぐらいで考えてます』と笑顔でかわしていたんです。運よく、言葉通り、2学年差で2人目を授かることができてほっとしていたんですが…」と表情を曇らせます。

上が女の子だったせいか、『次は男の子を』という義実家のプレッシャーがハンパありませんでした。そもそも義実家は代々サラリーマン家庭。夫だってサラリーマンです。跡継ぎなんて必要ありませんし、男の子の孫なら、義兄のところに既にいます。産まれてくる子は、どちらでもいいような気がするのですが、とにかく義両親は男女そろっていることにこだわってきて。次も女の子なんて許されないという雰囲気。検診で、お腹の中の子の性別が男の子だってわかった時は、別の意味で涙が出ました」