診療科ごとにみた、医師の「平均年齢」
さいごに、各診療科ごとに、医師の平均年齢についてみていきます。
全体・・49.9歳
1臨床研修医・・・27.8歳
40~44歳
2救急科・・・41.7歳
3感染症内科・・・42.8歳
4気管食道外科・・・43.4歳
5形成外科・・・43.5歳
6リウマチ科・・・43.7歳
7血液内科・・・44.1歳
8麻酔科・・・44.3歳
9腎臓内科・・・44.4歳
10呼吸器内科・・・44.6歳
11美容外科・・・44.7歳
12小児外科・・・44.8歳
13呼吸器外科・・・44.9歳
45~49歳
14糖尿病内科(代謝内科)・・・45.0歳
15産科・・・45.6歳
16心臓血管外科・・・45.8歳
17放射線科・・・46.3歳
18循環器内科・・・46.5歳
19消化器外科(胃腸外科)・・・46.5歳
20神経内科・・・46.6歳
21消化器内科(胃腸内科)・・・46.9歳
22乳腺外科・・・48.0歳
23泌尿器科・・・49.6歳
24病理診断科・・・49.6歳
50~54歳
25脳神経外科・・・50.2歳
26産婦人科・・・50.4歳
27小児科・・・50.5歳
28皮膚科・・・50.7歳
29整形外科・・・51.5歳
30精神科・・・52.0歳
31眼科・・・52.1歳
32耳鼻いんこう科・・・52.3歳
33外科・・・53.2歳
34リハビリテーション科・・・54.2歳
55歳~59歳
35アレルギー科・・・55.0歳
36心療内科・・・56.0歳
37婦人科・・・56.6歳
38臨床検査科・・・57.7歳
39内科・・・58.6歳
60歳以上
40肛門外科・・・60.0歳
- 全科・・・47.7歳
- その他・・・52.3歳
主たる診療科別に平均年齢をみると、「臨床研修医」をのぞいて、最も低かったのは「救急科」(41.7歳)、次いで感染症内科(42.8歳)、気管食道外科(43.4歳)となっています。一方、最も高かったのは「肛門外科」(60.0歳)、ついで「内科」(58.6歳)、婦人科(56.6歳)となっています。
さいごに
今回みてきたデータは、2018年12月31日時点のものです。2020年、COVID-19の感染拡大により、全国の医療現場には激震が走りました。慢性的な人手不足、そしてストレスフルな勤務環境が続いています。先の見通しが立ちにくい状況は続きます。今後、どのように数値が動いていくかに注視していきたいところです。
【参考】
「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」厚生労働省
池上 翠