貯蓄1000万円でも安心できない?
「年収600万円で貯蓄1000万円あれば、安心して生活できそうだ」と思った方も多いのではないでしょうか。
たしかに、数字だけ見ると余裕がありそうにも感じられます。しかし、その背景にある「家庭の状況」をのぞいてみると、そうとも言い切れない様子がうかがえました。
先ほどの総務省の家計調査報告によると、年収600万円の世帯の世帯主の平均年齢は、年収600万円~650万円の世帯で平均47.5歳、650万円~700万円の世帯で平均48.4歳となっています。
さらに、世帯の中で18歳未満の人が1名程度いることが分かります。18歳未満というと、大学進学を視野にいれている家庭も多いはず。「私立と国公立」、「自宅通学と下宿」などの選択肢にもよりますが、1000万円以上の費用が発生する場合も珍しくありません。その費用を貯蓄から捻出するとなると、「1000万円の貯蓄があれば安心」とはいえない状況でしょう。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。