「公務員は稼ぎがいい」は、本当なのか。

2020年10月、政府は人事院勧告を受け、2020年度の国家公務員のボーナス(期末・勤勉手当)の引き下げと、月給の据え置きを実施することを決めました。これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて民間企業の給与水準が大幅に低下したことをふまえたものです。国家公務員のボーナスがマイナス改定されるのは実に10年ぶりのこと。

とはいえ、やはり民間の会社員と比べると、景気に左右されにくい性格を持つ公務員のお給料。「安定している」「高給取り」といったイメージを持たれている人も多いでしょう。

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今回は、公務員のお給料事情を、民間企業の会社員と比較しながら整理していきます。

「民間の会社員」のお給料事情

さいしょに、国税庁の「令和元年(2019年)分民間給与実態統計調査」より、民間会社員の平均給与(年収)について見ていきましょう。

会社員の平均年収…436万4,000円

(うち平均給料・手当366万1,000円、うち平均賞与70万3,000円)

ちなみに、公務員(後述)と比較しやすいよう、「うち平均給料・手当366万1,000円」を月平均になおしてみると、30万5,083円となります。

次では、会社員の平均給与を、企業規模別に見ていきましょう。

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執筆者
LIMO編集部

LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、金融機関勤務経験のある編集者やライター、ビジネスネットメディアやファッション誌、業界紙での編集・執筆経験のあるメンバーで運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げました。Longineのサービスは2020年3月に終了となりましたが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。