【2020年】みんなの冬のボーナスはいくら? 

全日本空輸(ANA)が年収3割カット、冬のボーナスゼロを労働組合に提示したなど、ショッキングなニュースも飛び交っていますが、実際冬のボーナスはどれくらいもらえるのでしょうか?ここでは、みずほ研究所の調査を元に、民間企業と公務員の冬のボーナス予想を紹介します。

民間企業の予想は36万189円

民間企業の2020年の一人当たりの冬のボーナスは、前年比7.5%減の36万189円の予想。リーマンショック後の夏のボーナス(2009年:同9.8%減)ほどではないものの、大幅な減少が見込まれると発表されています。

支給額は業種間でバラつきがありますが、とくにコロナ禍の影響が大きかった「宿泊・飲食サービス業」「対個人サービス業」は厳しい見通しのようです。

公務員の予想は72万2,961円

公務員の2020年の一人当たりの冬のボーナスは、前年比3.8%減の72万2,961円。2018年より3年連続の減少が予想されています。

2020年度の人事院勧告では国家公務員の月例給を据え置き、ボーナス支給月数は0.05カ月引き下げられており、この給与法改正案は今国会の会期で成立する見込みです。地方公務員は国家公務員に準じて給与を決定する自治体が多いため、同様に減収が予測されています。