東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は37日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は8,841万株、売買代金は2,036億円となり、いずれも先週末より減少しました。
売買代金は149日連続で1,000億円を超え、37日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持していますが、様子見スタンスが強まった傾向は続いています。
ただ、一部主力銘柄が買い戻されたことなどから株価指数は+2%超高へ反発し、終値ベースでは5日ぶりに1,200ポイントを回復しました。
イオンが約14年10カ月ぶりの高値更新、竹中発言報道でJALが一時急騰
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- 東京エレクトロン(8035)
- エムスリー(2413)
仮想通貨ビットコインの時価総額が過去最大を更新したことを好感し、マネックスグループ(8698)が一時+15%高へ迫る爆騰となり、4日連続で年初来高値を更新しました。ただ、同社がビットコイン取引のコインチェック社を買収時に付けた高値からはまだ約半分の水準です。
また、先週金曜日から毎年恒例のブラックフライデーセールを開始したイオン(8267)が、10月の月次増収なども好感されて一時+4%超高の大幅上昇で3日連続の年初来高値更新となりました。
また、この日のザラバ高値は約14年10カ月ぶりの高値となり、時価総額で一時は大きく差を付けられたセブン&アイ・ホールディングス(3382)にヒタヒタと忍び寄っています。
なお、一連のコンビニ問題などで株価低迷が続くセブン&アイHDも、この日は一時+3%高に迫る上昇となっています。