東証マザーズ株価指数はわずかに下落、売買代金は36日連続で2,000億円超え
東証マザーズの出来高は9,320万株、売買代金は2,098億円となり、いずれも前日より減少しました。
売買代金は148日連続で1,000億円を超え、36日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持していますが、様子見スタンスが一段と強まった印象です。
なお、株価指数はほんのわずか下落して3日ぶり反落となりました。終値1,200ポイント回復は3日続けて足踏み状態となっています。
ビットコイン上昇でマネックスGが3日連続の年初来高値更新、テルモなど医薬品株が軟調
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- エムスリー(2413)
ハイテク株は高安まちまちでしたが、電子部品株が総じて買い戻され、ローム(6963)、村田製作所(6981)、日本電産(6594)が値を上げ、太陽誘電(6976)は再び年初来高値を更新しました。
なお、NTTドコモ(9437)の代わりに日経平均株価へ新規採用されたシャープ(6753)も大幅続伸となっています(注:シャープの指数算出は12月2日から)。
また、仮想通貨ビットコインの時価総額が過去最大まで上昇したことを好感し、マネックスグループ(8698)が一時+5%超高へ急騰し、3日連続で年初来高値を更新しました。
ただ、同社がビットコイン取引のコインチェック社を買収時に付けた高値からはまだ半分以下の水準です。