みんなは手取り収入からどのくらい貯蓄にまわしている?
それでは、一体みんなは手取り収入からどのくらいの金額を貯蓄にまわしているのでしょうか。先ほどのデータより、金融資産保有世帯の「年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合」の平均をみてみると、40代・50代は手取りの9%、60代で8%、70代以上で6%という結果でした。ただし40代・50代の23.8%にあたる世帯は、手取りから10~15%を貯蓄にまわしているそうです。
しかし一方で、どの世代でも存在するのが「貯蓄しなかった」という世帯。その割合は40代で18.2%、50代25.1%、60代40.4%、70代52.2%です。定年を迎えた世帯が貯蓄に重きをおかないのは分かりますが、働き盛りと考えられる40~50代でも、貯蓄に回す余裕のない世帯が一定数いるようです。