年に一度、お参りに行くか行かないか。

お墓や納骨堂という場所は頻繁に行くところではないため、あまり身近に感じていない方が多いと思います。しかし、家族や親戚に不幸があった時、所有者が高齢で管理が難しくなった時、お墓が遠いため今住んでいる土地へ移動したい時など、必ず手続きが必要になるものです。

いざという時に慌てないよう、過去に墓地の受付業務を行った経験がある筆者が、どのような手続きが必要なのかをご紹介します。

手続き前に要確認!墓地の管理者は誰?

墓地には公営霊園と民営霊園の2種類があります。公営霊園の場合は自治体、または自治体から委託を受けた法人が墓地の管理運営を行っています。

市民生活関係の部署が管理を担当していることが多いのですが、墓園・霊園といった名前が付いている場合は、公園などを管理している部署が管理を担当していることもあります。