チャーリー浜の『…じゃあ~りませんか』が流行語大賞に選出

今では年末行事としてすっかりお馴染みとなった「新語・流行語大賞」ですが、1991年の大賞には吉本興行のチャーリー浜による『…じゃあ~りませんか』が選ばれました。それまでも芸能人やタレントの発言が流行語になることはありましたが、喜劇俳優を含めた“お笑い芸人”による受賞はこれが最初と言っていいでしょう。

なお、芸能界では、この年の9月にアイドルグループSMAPがCDデビューを飾りました。その後に国民的アイドルグループとなり、2016年いっぱいで解散しています。

ちなみに、SMAPのデビュー当時は6人組で、1996年に1人がオートレーサーへの転身で脱退、その後は5人組で活動しました。今年2020年、その脱退した1人である森且行選手が日本選手権オートレースで初優勝したことが話題となったのが印象的です。

バブル崩壊でも将来に対する悲観は少なかった29年前

こうして振り返ると、当時は何気ない些細な事として扱われたものの、今からすれば大きな節目になったニュースが少なくなかったように思われます。さらに、バブル崩壊は認識されていた一方で、将来に対してはまだ楽観的だったと記憶しています。少なくとも、将来を悲観するような見方が主流ではなかったと言えましょう。

結果論ですが、やっぱり多くの人が未だバブル経済に酔っていたと考えられます。“バブル2日酔い”とでも言い表しておきましょう。もし、タイムマシンがあるならば「安心するな、目を覚ませ。株価が25,000円に戻るまであと29年かかるぞ!」と警告してあげたくなるのは筆者だけでしょうか。

葛西 裕一