「自分でも稼げる」のが嬉しくて…
続いて話を聞いたのはCさん。Cさんは栄養士の資格を持っており、自宅でレシピ開発などの仕事をしています。
「仕事はクラウドソーシングサイトで受注しています。もともと料理も好きなので、この仕事が楽しくて…」
クライアントから指名で仕事を依頼されることも増えたCさん。依頼されたら絶対に断らない、をモットーに1日の大半を仕事に費やしていました。
「仕事は楽しいし、月に10万円以上稼げることも増えたし…で、とても毎日充実していました」
しかし、確定申告の際に、Cさんは奈落の底に突き落とされます。
「仕事はできるだけ受注していましたが、社会保険や年金の扶養範囲内である130万円はオーバーしないように、気をつけていたつもりです。でも、自分の計算ミスで…経費を差し引いても、売り上げが130万円を超えてしまったんです。結局、保険料と年金を自分で払わなければならなくなり…。痛い授業料となってしまいました」
年収130万円以内に収めたのに…なんで!?
最後にご紹介するのは、在宅ワークで働くKさんのお話。Kさんはしっかりと年収130万円以内に収まるように計算して働いていたのですが…。
「それなのに、健康保険の扶養家族認定を取り消す、という通知が来て…」
年収は120万円足らずなのにそれはおかしい、と抗議するKさん。しかし…