この頻出単語をワードクラウド化(単語利用数が多いほど文字サイズが大きくなる)にすると、下図のようになります。
この結果によると、頻出単語は上位から順に、時間、家族、在宅勤務、子供、仕事…と続いていることがわかります。
コロナ禍によって在宅勤務やテレワークに切り替わった人は多いかと思いますが、結果的に家族や子供と接する時間が増えたことや、通勤がなくなったことで時間に余裕を持てるようになったことを、良い変化ととらえている人が多いようです。
特に頻出単語1位の「時間」は、2位の「家族」と登場回数で2倍近い差を付けており(時間:303回、家族:153回)、通勤にかかる時間、家でくつろぐ時間、家族と触れ合う時間、趣味を楽しむ時間など、さまざまな観点で「時間」の使い方が改善されていることを見て取ることができます。
2020年に出産した女性が感じた新型コロナの影響は?
また、健康情報サービス「ルナルナ」を運営する株式会社エムティーアイの調査によると、2020年に出産した女性の68.9%が、妊娠中に新型コロナウイルスの「影響があった」と回答しました。
新型コロナによるネガティブな影響(複数回答)としては、「パパ・ママ学級が中止になった(72.4%)」「妊婦健診などの通院時に、パートナーや家族の付き添いができなくなった(71.4%)」などの意見があがっており、感染拡大防止の措置によって直接的な影響を受けた人が多かったようです。
一方で、コロナ禍で感じたポジティブな変化としては「自宅にいる時間が増え、家族と妊娠期間をゆっくり過ごせた(48.7%)」「自宅にいる時間が増え、出産までの準備を余裕を持って行えた(31.4%)」という意見が上位にあがっており、こちらも「時間」についての変化はポジティブにとらえている人が多いことがわかります。