過去5年の業績動向
三越伊勢丹ホールディングス（連結）の業績推移についても見ておきましょう。
まず、売上高ですが、過去5年をみると、2016年3月期は1兆2872億円、2017年3月期は1兆2534億円、2018年3月期は1兆2563億円でしたが、その後は減収傾向にあり、2020年3月期には1兆1191億円となっています。
また、経常利益については、2016年3月期の367億円から2018年3月期の273億円まで減益が続きましたが、その後は2019年3月期は319億円、2020年3月期は197億円でした。
投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失は、2016年3月期の265億円の利益から2018年3月期の9億円の損失まで減益が継続し、その後は2019年3月期は134億円の利益、2020年3月期は111億円の損失となっています。
